AIスピーカーをみて人工知能に興味が湧いてきた

 

8月頭中国大手スマホメーカーとの商談の中で、AIスピーカーの映像を見せて貰った。AIスピーカーといえば、7月LineがWAVE(Clova)を先行発売したし、2014年Amazon Echo(Alexa)、Google Home(Google Assistant)が既に世の中にリリースされているから大したインパクトは無かったが、不思議と惹かれた事がきっかけで、AIに関する本やネットの記事で調べたり、関連映画を観た。

面白い事に、てっきりAIは今回初めて流行ってきてて、今後近いうちに身近なものになるのだろうと印象を持っていたが実態はそうでは無かった。

 

AI人工知能が流行ったのは実は今回が3回目で流行ったり、人から忘れられたりを繰り返しており、私たちが想像するターミネーター攻殻機動隊の世界のAIは来るかもしれないし、来ないかもしれない、まるで宝くじで一攫千金のレベルであると述べる人もいて驚いた。

将棋やチェスで人工知能勝利した事やIBMのワトソンが話題になっているけれど、実際専門家が考えるAIの出来る事と、私達が想像する人工知能にはギャップがあるようである。

 

さて、人工知能を、名乗った家電が売っているけれど、これはごく単純な制御プログラムを搭載しているだけで、人工知能搭載とうたっている。

筆者からすると、制御工学とかシステム工学という名前で既に長い歴史があり、その分野の研究者や技術者に失礼と言っていて面白かった。

 

 また、2045年にシンギュラリティ(技術的特異点)に到達すると言われている。人工知能が自分より僅かでも優れた人工知能を生み出すことが出来た場合、人工知能は飛躍的に進化するという考え方だ。悲観的に見る人もいれば、肯定的に見る人もいるが実際はどうなるか楽しみである。きたる45年私は何をしているだろうか…